口づけの華が舞う

桃たちのすがた

無題。

 

藤ヶ谷担として、今思ってること、頭の中でぐるぐるしていることを、書かせてもらいますね。

 

 

「みんな一緒におててつないで、そういうグループもあるけど、うちらはそうじゃない。」

そんなふうに言ってた北山くんが、メンバーと「友達になりたい」なんて言うと思わなかった。
私は北山くんが「おててつないで仲良くするグループじゃない」と発言をした時に、キスマイは絶対大きくなるって信じた。キスマイは、中途半端に仲良しこよしで済ますグループじゃない。プロフェッショナルを貫くグループだって、高みを目指していけるグループだって思った。
それが、そうやって言ってた本人が「友達になりたい」って言って、卒業するんだなあ。

それは、文面の通りに第2の人生を歩むために自分がメンバーではなくなるから、メンバーからも自分のことをもうメンバーとして見てもらわなくてもいいという意思なのか、はたまた別の意思なのか。呆れや諦め、そんな感情もあったのだろうか。
メンバーそれぞれが個人で仕事を持てるようになって、それぞれに力が出来て、これまでずっとグループの為に先陣切る役目として立っていた自分はもう居なくてもいいと感じたのか。そんなわけないだろ。
私は鈍感なままで居たいから、あんまり悲しいことは考えたくない。
でもそういうのは結局、こっちは全部わからないまま。
だから色んな憶測が飛び交って、自称ファン同士が罵り合って。今までも散々見てきた光景だね。私は、本人達だけの問題じゃないとも思ってるよ。

 

"キスマイ"は変わらなかったし、ファンも変わらなかった。
良いところも、悪いところも、全部。

 

閉じようか、という話も出たと綴られていた。
それを口にしたのは、藤ヶ谷くんと思っていいのかな?わからないけど。
きっとファンが思っていたように、本人達も北山くんがどれほどキスマイの為に、1番に走り続けていた人かを当然わかっていたと思う。
そして、キスマイは7人でキスマイだよって、ファンにも言われ続けてきたと思う。 でもそれも、負担になっていたかもしれないね。ごめんなさい。
7人誰1人欠けずにデビューから10年以上続けてることに、感謝してもしきれない気持ちでいっぱいだった。1人でも抜けたらキスマイじゃないと思う気持ちはあるし、それを嘆きたくなる気持ちもある。

でも、北山くんに譲れないものがあるように、6人にも6人それぞれのプライドがある。だから、6人でKis-My-Ft2を続けるという選択をしたと、私は思ってる。
1人辞めるなら全員辞めます、潔さはあるように見えるかもしれない。ただ、現実問題そうはいかない部分もある。それくらい、いい大人ならわかる。
北山くんがいないとキスマイは終わりだとか、6人じゃ意味ないとか、6人で続けられるの?とか、好き放題言われるかもしれないけど、それは6人に対してあまりにも失礼だし、そんなふうに言われるのも悔しくてたまらない。どれだけ6人のこと馬鹿にすれば気が済むのかなって思ってる。

 

北山くんの決断は重いものかもしれないけれど、だからといって6人の決断を軽視するのは違うよって話。

 

確かにわからないよ、なんにも。建前として、6人のファンの皆の為に続けます、なのかもしれない。もしかしたら、6人の中には「閉じる」選択をしたかったメンバーも居るかもしれない。アイドルの本音なんて、一生わからない。
だけど、どの選択に正解も不正解もない。北山くんと6人、どちらかを肯定すれば、どちらかを否定することになる。
きっと、どっちも間違ってないと思いたい。
だから、この先、6人にはこの選択をしたことを後悔して欲しくない。きっと北山くんも、卒業したことを後悔しないだろうから。
誰一人として己を責めないで欲しい。結局ついていくファンは、全部を受け入れた人しか残らないから。

 

…でも、完全に糸が切れちゃうのは寂しいから、たまには誰かから「友達」の話を聞けたらいいなって、思ったりもする。
図々しいってわかってる。ごめんなさい。

 

 

最初に報道が出た時は、いくらなんでも退所なんてありえないって思ってた。でもこうして本当に公式からお知らせされて、正直それでもまだ信じられなかった。
翌日に7人全員のブログが一斉更新されて、それぞれの思いを読んで、そこで初めて涙が溢れてきた。その時に、「わたしって、こんなにKis-My-Ft2の7人のことを好きだったんだなあ」って、少し自分でも驚いた。
私はギャーギャー言いつつも、ライブではほぼ野鳥の会だし、何があってもいつもどこか一歩引いて見てると思ってた。余計なこと言いたくもないし、楽しくヲタク出来たらいいじゃーん、って。そういうタイプだと思ってたんだけど、まさかブログを読んでこんなにも感情が揺さぶられるなんてね。


私って実は、冷静なヲタクとかじゃなくて、ただ純粋に7人のこと信じてただけだったのかな。


でも、どれだけお花畑と言われても、これからも信じ続けたいから、応援したいなと思ってる。6人が「やれるとこまでやる」って言うなら、私もついていけるとこまでついていく。だからさ、
「このまま止まらずに行くから、ついて来いよ」
そんなふうに客席に放ったあの時みたいに、強引なくらいに強気で引っ張っていってよ。振り落とされんなよって、俺たちを信じろって、言ってほしい。応援してくれたら嬉しいな、なんて、そんな優しく言わなくてもいい。これからどうしていきたいか、ちゃんと熱量をぶつけてほしい。届けてほしい。

正直ここまでファンを続けてきて、これからも続ける人は、これから君達にどんなことがあっても、ほとんどのことは受け入れる覚悟はあると思う。だから、君達も、ファンのことを信じて進んでほしいなって、思ってます。

これが、一旦今の私の気持ちです。

 

 

 

あー。声出し解禁になった7人のライブ、見たかったなー。